チドメグサの話〜前編〜

子育て

こんにちは。コマク妻です。

今日はまだ東京で、わたしの祖母と同じ敷地内に住んでいたときのお話です。

チドメグサというお話のお話。

はじまりはじまり〜!

チドメグサは血止め草

みなさんはチドメグサってご存知ですか??

トップの写真にある、黄色い小さなお花が咲く雑草です。

チドメグサっていうのはあだ名で、本名はクサノオウというそうです。

我が家が東京のお家に間借りしていた頃、おばあちゃんの花壇にいっぱい生えていました。

チドメグサ?

チドメって??

チドメとは、血止めのこと。

この草のことを教えてくれたのはわたしのおばあちゃん。

まだ東京の家で、同じ敷地内におばあちゃんと住んでいたとき。

コマク妻ちゃんね、教えといてあげるね、

この黄色い花のつく草、これはチドメグサっていってね、茎を折ると、黄色い汁が出てくるんだ、これを傷口に塗れば血が止まる。

おばあちゃんは包丁でちょっと切っちゃって血が止まらないとき、いつもこれを使ってたよ。

そんなふうに言ってました。

わたしは、へぇ〜そんなのがあるんだ〜、やっぱり昔の人はよく知ってるなあ〜と感心しつつも、血が止まらなくて困るほど指を切ったことないし私がこの草のお世話になることはないだろうなあ〜なんて思っていました。(フラグ)

昔の人の知恵

余談ですが、昔の人は現代の自然派の人とすごくわかり合えるとわたしは感じています。

昔の人の知恵って、すごいと思いませんか?

たとえば、釜戸の仕組み。よくできてますよね〜。

洗濯板。汚れがよく落ちますよね〜。

食事。玄米とお味噌汁と糠漬け。

これだけでもう最高。

肉とか魚とか、やんややんやと食べるより、味噌なんですよね。

わたしの実家の隣に住んでいたおじいちゃんも、自分の体は自分で守れ!日本人は味噌汁だ!!とよく言っていたそうです。

草履。足指の発達によいですね〜。わたしも、こどもも履いてます。

それから、ご先祖様や神様を大事にすること。

目に見えないものの存在を確かに感じ、大切にすることで、守られてきた人たちなんだなあと、祖父母を見て思います。

昔からの言い伝えも、興味深いです。

たとえば、言霊。

言ったことは現実になります。

わたしも、本当にそう感じています。

このようにわたしは昔の人の暮らしや考えをリスペクトしているので、なにか困ったことがあったとき、昔の人はどうしてたんだろう?と考えることにしています。

昔の人は間違いなく自然派です。

それしかなかったのですから。

チドメグサの話に戻りましょう。

わたしは重ね煮という調理法が好きで、よくやっています。

その日も重ね煮の準備をしていました。

重ね煮は簡単に言うとお野菜を順番に重ねて、塩を振って、弱火でコトコトと火を通す調理法です。

生後半年くらいの2人目の子がご機嫌斜めな感じではあったのですが、ササッとやるからね!と頑張っていました。

土の中の野菜は最後のほうの順番になります。

時間の経過とともに、2人目の子のお怒りも強くなってきました。

最後の野菜は、ゴボウです。

固い、、、。

でも、わたしは急いでいました。

早く切って2人目の子のところに行ってあげなければ、、!!!

そして、切ろうとしていたゴボウは滑ってシンクに落ち、包丁はわたしの左手の人差し指にグサリと落ちてくるのでした。

話が長くなりました。

次回に続きます!

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