我が家の3歳児を襲う早朝のゆるうんち〜後編〜

子育て

こんにちは。コマク妻です。

今日は前回の続きを書いていきます。

繰り返す早朝のゆるうんちに困っていたコマク家。

ずっと事の深刻さ(笑)に気づいていないわたしでしたが、とうとう原因を考え始めます。

どのような結末が待っているのでしょう!

それでははじまりはじまり〜。

五更泄瀉(ごこうせっしゃ)

まずは早朝のゆるうんちが始まったころから、何か生活に変わったことがないかどうか思い返して考えました。

しかし、食事はいつも通り。

大きなイベントもなく、本当に、いつも通りの日常で、思い当たるところがありません。

ただ一つの心当たりは、寒くなってきたことです。

不調のときにいつも参考にする、マクロビのお手当ての本を参照してみても、いまいちしっくりきません。

うーん、悶々としながから、インターネットの力を借りてみることにしました。

早朝の下痢 子ども

などとキーワードを入れて検索していると、Yahoo!知恵袋で同様の症状を相談している記事を発見しました。

ここにヒントがあるかも!!

と、ページを開けてみると、ドンピシャ、東洋医学について詳しい方のコメントがあり、そこで我が家の3歳の早朝のゆるうんちの正体がわかったのです。

それが、五更泄瀉(ごこうせっしゃ)といわれるものです。

鶏鳴下痢(けいめいげり)とは、明け方の一番気温が下がる(鶏が鳴くころ)ときの下痢のことです。

正常な人の排便は、朝起きて朝食をとった後に、腸が刺激を受けて便意を感じてからです。

朝食前やまだ寝ているときに便意を催して、排便するのは異常で、たとえ便が水様性でなくても、下痢ととらえます。

五更の刻(夜明け前)の下痢という意味で、五更泄瀉(ごこうせっしゃ)ともいい、陽虚という冷えが強い場合に起こります。

https://hariqfantasista.amebaownd.com/posts/3756888
鶏鳴下痢(五更泄瀉)の鍼灸治療
朝方、便意で目が覚めた。時計を見ると5時30分。もちろん下痢。トイレから出て眠たい目を擦りながら脉を診る。腎虚になっている。お腹も腎虚。脉証腹証病証がピタッと揃ったので治療。鍼ケースから銀1寸3分一番

なるほど。

しかしよくもまあ、辿り着きたいところに辿り着いたな、とも思いました。

医者に行きましょうとか、下痢にはこの薬を飲むといいとか、そういう情報が溢れているこの現代。

そうじゃなくて、子どもが出しているサイン(症状)に自分で対応するための、情報が欲しかったんだよ!

腎を補え

わたしはほんの少し、本当にすこーしだけ、薬膳の考え方をお勉強したことがあります。

五行の考え方、

変わりゆく季節にあわせて、健やかな心身を持って生活ができるように、季節と身体に合うものを食べて、からだを整える。

とても興味深くて、深めたいと思っています。

我が家の3歳の早朝の下痢のような症状を呈する場合、腎と脾が弱っているそう。

腎は、寒さに弱いと、聞いたことがあります。

まさに、寒くなってきたのに、薬膳の考えを取り入れた生活をしていなかったので、その影響が出たのだなあ〜と腑に落ちてしまいました。

そして、腎を補うには黒いもの。

これは1人目の子の妊娠中にも助産師さんに言われましたね〜。

またまた余談ですが、

1人目の妊娠中は意識して黒いもの(主に黒豆を炊飯器に入れてお米を炊いていました)、よく食べていました。

2人目の妊娠中は助産師さんに何も言われることもなく、目の前の1人目のお世話に手一杯で腎を補ってくれるものはほとんど食べませんでした。

そのせいなのか、2人目のときは腎性尿糖が出ていました。

妊婦さんは赤ちゃんの分まで排泄をしないといけないので、腎臓をとってもよく使えます。

非妊娠時より腎臓は疲れるので、本来再吸収しないといけない糖も一緒に排泄してしまっていたのです。

妊婦さんあるあるではありますが、なぜ尿糖がでるんだろう!?食事も気を遣っているのに!!と嘆いていました。

しかし、我が子の早朝のゆるうんちで腎を補うことの必要性を再認識し、2人目の妊娠中は身体を労って、適切な食べものでより良い状態に持っていってあげることができてなかったんだなと、気がつくことができました。

黒豆茶が我が子を救う

我が家にはいろいろとお茶を常備しているのですが、腎をとりあえず補ってみようということで、毎日飲んでいた3年番茶を黒豆茶に置き換えてみることにしました。

初日、コップに注いだ黒豆茶をほぼ一気飲みくらいの勢いで飲み干す我が家の3歳児。

出し殻の黒豆も美味しいと言いながら、すごい勢いでボリボリ食べます。

あー、これは、本当に我が子は腎が弱っていたんだな〜黒豆が必要だったな〜と、正解の答えを導き出したような、いい気分になりました。笑

そしてその夜。

前日寝るときに履かせてみて効果のなかったレッグウォーマー、こちらもいちおう指まで覆えるあったかい靴下に履き替えて、腹巻きも装着して。いざ就寝。

それからというもの、早朝の便意で目覚めることはありません。

近頃になると、外気の温度はどんどん下がっていますが、ゆるうんちが改善する頃には毎日寝る前に装着したがっていた温かい靴下と腹巻きは、暑いからいらないと装着せず、それでもうんちの不調なく元気に過ごしています。

おわりに

今まで、多少知ってはいたものの、生活に落とし込むことができていなかった薬膳のこと。

今回のエピソードで、やっぱり日々の食事の内容、素材の安全性とかそんなところだけでなく、今の季節に身体が必要としている食材はなにか、そういったところも考えないといけないな〜と強く実感しました。

食養生。

暖かくなるまでの間、我が家では黒豆茶を飲み続けようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました