こんにちわ。こまく妻です。
今日はわたしの記事の中には滅多にない、子育て中の皆さん(特に妊婦さんや赤ちゃんを抱えている皆さん)にとって有益と考えられる内容をお伝えできると自負しています。
ぜひ読んでいただいて、興味を持たれたらご自身のお子さんでも試してみてもらえれば嬉しいです。
テーマは、赤ちゃんとのコミュニケーションツールであるベビーサインについてです。
ベビーサインとは何か、ご存じない方はイメージしずらいかも知れませんが、手話のようなボディーランゲージです。
これを幼き子どもに教えると、子どもはそれを覚え、自分の意思を表示してくれるようになるのです!
わたしの3人目の子どものさくちゃんは赤ちゃんの頃ベビーサインを覚えてくれて、彼女の欲求を表現してくれたので(現在も)、とてもわかりやすくて助かりました。
ベビーサインで大事なことはたくさんの種類を覚えてもらうことではなくて、こうすれば意思を伝えることができる、わかってもらえるという実感を子どもに持ってもらうことだとわたしは感じました。
それではわたしの体験談を詳しくお話ししていこうと思います。
わたしと子どもとベビーサイン
わたしがベビーサインというものを初めて知ったのは大学在学時の小児看護学の座学の授業の中でした。
それが一体なぜ、小児看護の授業の中で出てきたのか、振り返ってみると何も思い出せませんが、大きなスクリーンにベビーサインで意思を伝える赤ちゃんが映し出されたのです。
わたし、めちゃくちゃ衝撃を受けた&めちゃくちゃ感動しました。
赤ちゃんってそんなことできるんだ!!!
気持ちを伝える術など持たないと思っていた赤ちゃんが様々なベビーサインを覚え、周りの大人に自分の意思を伝えているのです。
わたしも子どもを産んだら、ベビーサインを使って赤ちゃんと円滑なコミュニケーションをとることに努めよう!絶対そうしよう!と心に決めました。
そして実際に1人目のまーくんを出産。
やりたかったことはホーローおまる、ベビーサイン、色々ありましたが、何せ1人目。
足がすくむというかやる気が出ないというか。
それでもなんとか、1ヶ月の頃からゆるゆるとおまるは始めてみたりしたんですけどね。
ベビーサインのことをインターネットで調べてみたら、なんだか、スッと入ってこなかったんですよね。
調べてみたらそりゃあもうたくさんのベビーサインがあることがわかって、そして色々覚えてもらうのは親の途方もない努力が必要だとわかりました。
素直に、なんかめんどくさいな、と感じてしまいました。
ちょびっとだけ、授乳の前に頬を触る仕草を見せていた時期もありましたが、なんだか全然効果が見えないというか、赤ちゃんが覚えるわけねーーーーー!!!と、早々に諦めモードに入り、そしてやめました。(2週間くらいはやった?やらなかった?笑)
2人目かえちゃんのとき。初めての2人育児の中、ベビーサインとかやってる余裕ねーーー!!
というか完全に忘却の城に置いてきたーーー!!!
ということで、ベビーサインのべの字もありませんでした。
3人目さくちゃん。そういえばベビーサインなんてのがあったなとふと思い出します。
生後間もなくはやっていなかったと思うから、生後3、4ヶ月経った頃からでしょうか?(朧げな記憶)ベビーサインの伝授を始めました。
赤ちゃんに教えるサインはひとつだけ
まあ本当にさくちゃんがベビーサインを習得してやってくれるかどうかもわからないし、やってくれないと嫌な訳でもないし、わたしの中でもこれは実験的取り組みでした。
赤ちゃんの基本的欲求の最たるものといえば おっぱい 、それに尽きるだろうと考え、おっぱいを飲みたいというサインを決めたのです。
サインは 自分の頬を何度か触る というものにしました。
赤ちゃんですから、授乳の回数は多いですよね。
授乳の前に必ず「おっぱいだね」と言いながらわたしは自分の頬をパーの手で何度か触ります。
それを忘れずにいつもいつも繰り返しました。
しかも、めちゃくちゃ軽い気持ちで(笑)
さくちゃん、このサインを覚えて!なんて一度も思ったことがありませんでした。
だからこそ、自分の自己満足で、別に反応なくてもいいからあ〜と続けていけたのだと振り返って感じます。
そしておっぱいの度にベビーサインを繰り返していたある日。
とうとうさくちゃんがベビーサインをしてくるようになったのです。
さくちゃんは頬を触るのではなく、口に何度か手を当て「あーわーわーわー」をするような感じで、おっぱいのサインを習得しました。
それはもう驚き、びっくりたまげて。
本当に赤ちゃん、意思表示の術を身につけることができるんだ!!!と。
それからはわたしが授乳の前に頬を触って見せるのではなく、さくちゃんが口に手を当てておっぱい飲みたいアピールをし、それに対してわたしが「おっぱいおっぱいだね」と答えて授乳する流れになりました。
さくちゃんはなにかで心が折れて泣いちゃった時、眠い時、さらには夜起きてしまった時まで律儀に自分の口に手を当て、おっぱいを要求してきました。
これがまたとってもわかりやすくて、よかったです。
おっぱいが欲しいんだなというのがわかると、逆に今はいらないんだなというのもわかって、1人目2人目のときにやっていたように、やたらめったら咥えさせることもなく済みました。
そして興味深いのはその先の話です。
さくちゃんはおっぱいだけでなく、いろいろなことをボディランゲージで伝えてきてくれるようになったのです。
例えば、頭をちょんちょんと触って「帽子」
水をスーッとすする音を出して「水(飲みたい)」
口の中に人差し指を入れて「食べたい」
片足を両手で持って「靴」
服をまくりお腹を出して「おしっこorうんちをしたい」などなど。
印象的なのはひょんなことからサインが増えたときのこと。
まださくちゃんが離乳食の頃、わたしが炊き立てのご飯をさくちゃんように小さいおにぎりにしていたことがありました。
小さいおにぎりなので片手でにぎにぎしていたのですがそのときのご飯がとっても熱かったのでわたしは「熱い熱い」とずっと言っていました。
その動きを見てさくちゃんは何か食べ物が熱いとき、夏で暑いとき、とにかく熱いということは手をグーパーグーパーして表現してくれるようになりました。
このように、さくちゃんは周りの人たちの動作や言葉を見て、そしてそれを自分なりに表現し、意思を伝えているということがわかりました。
言葉を持たずとも大人に意思表示する方法があると知っていることで、こちらが最初に伝えたサインだけでなく、自らサインを考えて示してくれ、それにより相互理解を深めることが、わたしたちの場合は出来ました。
どうですか?ベビーサインのハードル、下がりませんか?
ベビーサインで大事なことは、赤ちゃんとベビーサインで対話することではなく、言葉以外のコミュニケーションツールがあると、子どもに知ってもらうことだと思うのです。
これから赤ちゃんが産まれる方や、生後3〜5ヶ月くらいのお子さんをお持ちの方。
軽い気持ちで赤ちゃんにベビーサインを見せてみると、興味深い結果が得られるかも知れません。
ぜひ!
では〜〜〜〜〜。
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