兄弟の赤ちゃんの受け入れ〜幼少期からの性教育〜

子育て

兄弟の赤ちゃんの受け入れは難しい

こんにちは。こまく夫です。

本日も妻に代わり記事を投稿します。

本日は兄弟の赤ちゃんの受け入れについて書いていきます。

赤ちゃんが生まれた後、病院を退院してお母さんと赤ちゃんが家に着き、初めてお兄ちゃんお姉ちゃんとご対面。

さぞ喜んでくれる・・・と思いきや、不満そうな顔、不安そうな顔、泣き出す子。

そんな話をよく聞かれると思いますし、実際に体験のある方も多いのではないでしょうか。

今回の第三子の出産では兄弟の赤ちゃんの受け入れについてかなり力を入れ、結果として、出産直後から長男、次男とも赤ちゃんをスムーズに受け入れることができました。

上の子がいて、これから赤ちゃんが産まれるという家庭の参考に少しでもなれば嬉しいと思いながら、記事を書いていきます。

第二子出産時の大きな反省点

個人的に、第二子出産時に大きな反省点がありました。

それは、長男に赤ちゃんが産まれてくることをちゃんと伝えておらず、次男が産まれてきた際にとても怖い思いをさせてしまったことです。

伝えていなかったとはいっても、もちろん

「お母さんのお腹の中には赤ちゃんが入っているんだよ」

「もうすぐ赤ちゃんが産まれてくるんだよ」

と長男に何回も話はしていました。

ですが、当時1歳半から2歳の長男にとっては全くの説明不足でした。

私(こまく夫)自身の幼少期のトラウマ

実は私自身、自身の妹が産まれた際のトラウマがあります。

私は当時4歳でしたが、ある日突然、1度も泊まったことの祖父母の家に預けられました。

私は祖父母に色々聞いたのだと思いますが、なぜ自分1人だけ父と母に置いていかれたのかわかりませんでした。

そして、約1週間後に妹を連れて迎えにきてくれました。

もちろんその妹のことを「かわいい」などとは思わず、理解のできない存在でしかありませんでした。

幼少期の記憶はほとんど鮮明に覚えていない私ですが、この数あるトラウマのうちの1つであるこの出来事は、鮮明に覚えており、これ以来、「人に置いていかれる」「人を置いていく」ことに敏感になりました。

話が脱線しましたが、とにかく、長男にはそのような思いをさせたくなかったのです。

それもあり、自宅出産を望み、結果的に助産院での第二子のお産になり、妻と長男はひと時も引き離されることはありませんでしたが、産まれてくる赤ちゃんに対する説明が足りておらず、結果的に怖い思いをさせてしまいました。

どうやって伝えるか

前回は長男に口頭でしか伝えていなかったため、理解することができていない様子でした。

そこで今回は、妻の提案で絵本で伝えることにしました。

さらに、妻が自分で作ることにしました!

絵本の登場人物は我が家の家族。

そこに赤ちゃんが生まれてくるという内容です。

4歳の長男は毎日のように絵本を読んできているので集中して聞いてくれました。

2歳の次男も、時々集中力が切れるものの毎日絵本の読み聞かせをしていたので、静かに話を聞いてくれました。

もちろん読んだのは一回ではありません。

我が家では寝る前に本を3冊読んでから寝るようにしているのですが、その際、本は子供に選んでもらっています。

その子供が選ぶ本棚の中にその妻が作った方を入れておくことで、子供が読んで欲しいと思ったタイミングで、その本を読みました。

私が知っている限りで、20回以上は読んだと思います。

初めはただ話を聞いていた長男ですが、徐々に「ここにいるの?」と妻のお腹を指さしたり、

絵本の中で赤ちゃんが外の音を聞いている内容が書かれていたため、「おーい」とお腹に向かって声をかけたり、

質問をしたり、赤ちゃんに話しかけてくれるようになりました。

次男は真似っこ大好きの時期もあって、長男の真似をして質問をしたり、赤ちゃんに話しかけていました。

絵本の内容

絵本の内容は、ざっくり言うと性教育です。

世の中幼少期からの性教育の必要性がどうだこうだと言っていますが、私と妻は必要だと思っています。

よって、今回赤ちゃんが産まれることを説明するに当たり、大人の女性は赤ちゃんの卵を持っていること、大人の男性は赤ちゃんのものを持っていること、それらが出会い、赤ちゃんのもとができ、少しずつ体が変化して、人間の赤ちゃんの姿になっていくこと、

そして、それは奇跡であり、赤ちゃんは特別な存在であるということ、

そして、長男も次男も少し前まで赤ちゃんであり、2人とも奇跡の存在であり、特別な存在であるということ。

そんなことを妻が絵本にしてくれました。

先ほど長男が赤ちゃんについて質問してくれたと書きましたが、こちらの内容についても質問があったりと、とても自然に性教育に触れ、興味を持ってもらうことができたと思います。

その結果

お産当日、赤ちゃんにお願いしていたおかげか、長男も次男も起きている時間にその時を迎えました。

頭が見えてから体全てが出てくるまでが早すぎたので、その出てくる瞬間はよく見ていなかったと思いますが、(私が生まれてくる赤ちゃんをキャッチしました☆)

産まれた直後、産声を上げる時から2人は見ていました。

その時の2人の顔は、

長男、嬉しそうな、少し驚いたような顔。

次男、ポカーン笑。21時過ぎで眠いのもありました。

でも赤ちゃんが母乳を飲み、少し落ち着いたところで長男に抱っこをするかと尋ねると、

嬉しそうに抱っこのポーズをとってくれて、

「かわいいね」

と言って赤ちゃんの顔を愛おしそうに見つめていました。

次に次男に抱っこするかと尋ねると、最初は断りましたが、他の人が抱っこしているのを見て、私の近くに来て抱っこをしたそうなポーズをしました。

少し補助をしながら次男に抱っこさせると、

赤ちゃんを見ながら少し恥ずかしそうにニヤニヤしていました。

私にとって、とても嬉しい瞬間でした。

2人の王子とお姫様

まだ産後1週間経っていませんが、既に上の二人は赤ちゃんの取り合いです。

今更ですが、3人目の子は女の子でした。

産まれるまで性別を知らないようにしていたので、生まれた瞬間にわかりました。

寝ている姫の両脇に添い寝をして、2人でそれぞれ頭を撫でながら、

長男「さっちゃん(姫)はまーちゃん(長男)のことが好きだと思うよ」

次男「違うよ!かえちゃん(次男)が好きなんだよ!」

とか何とか言いながら姫を愛でたり喧嘩をしていたりします。

今回これだけ兄弟の赤ちゃんの受け入れがうまく行ったのは、

長男が4歳であり理解力が高かったこと、

それぞれ兄弟という存在が既にいたため、さらに兄弟が増えることを想像し易かったこと、

そんな理由もあると思いますが、間違いなく、妻の絵本は2人の赤ちゃんの受け入れをスムーズにしてくれたと思いますし、

赤ちゃんの誕生を通し、自分の大切さにも気付く機会になったと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これから赤ちゃんが産まれるという方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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