第1回 母乳と人工乳①

子育て

今回は母乳と人工乳について考えていきます。人工乳とは粉ミルクと液体ミルクのことです。

まず、それぞれのメリットデメリットを挙げます。

母乳のメリット•デメリット

☆母乳

メリット

◯病原菌から子供を守る抗体が含まれている

◯栄養バランスが良いため消化に良い

◯粉ミルクや哺乳瓶代がかからないのでお金の節約になる

◯ホルモンの影響で母の産後の回復を早める

◯肌と肌が直接触れ合い子供と母の愛着関係を強くする

デメリット

◯母が摂取したものが母乳から出るため、子供がアレルギーを起こすことがある

◯子供が飲んだ量が分かりにくい

◯母がアルコールを摂取すると母乳から出てくる

◯父は与えられない

◯消化に良いため腹持ちが悪い

◯ビタミンDが不足しやすい

人工乳のメリット•デメリット

☆人工乳

メリット

◯父が与えられる(母親の負担の軽減になる)

◯子供が飲んだ量が正確に分かる

◯場所を選ばずに授乳することができる

◯母のコンディションに左右されにくい

デメリット

◯お金がかかる

◯哺乳瓶の消毒などの手間がかかる

◯準備に時間がかかる

◯外出時の荷物が増える

◯食中毒の危険がある

◯品薄や買い占めで手に入らなくなる可能性がある

この情報を元に自分にはどちらが合っているか考えてみます。

自分に合っているのは?

お酒を飲むつもりもないし、父に授乳してもらうつもりもなく、子どもが飲んだ量が分からなくてもそんなに気にならないという人は母乳が合っているかもしれません。

特に何も考えてないけど、お金がかからない方がいいなと思う人も母乳が合っているかもしれません。

できればお酒を飲みたいし、父に授乳してもらえたら楽だし、外でも気軽に授乳したいと思う人は人工乳が合っているかもしれません。

また、「赤ちゃんを守る抗体があった方がいい気がする」と思った人など、自分がいいなと思うものがあれば、それで決めてもいいと思います。

もちろんどちらか一方に決める必要などなく、基本的には母乳で育てて、父が授乳できるときや外出する時などは人工乳を与えてもいいと思います。

母乳を飲み続けていると人工乳を上手く飲めなくなる子もいますが、初めから「人工乳が飲めなくなるのは困るから母乳を与えるのはやめよう」とするのではなく、「人工乳が上手に飲めないようだったら、その時どうするか考えよう」と気楽に構えるのがいいと思います。先のことを考えるのは大切なことですが、全ての可能性に不安を感じていてはキリがありません。

ただし、母乳は出していないと生産されないため、人工乳から母乳に変えるのは時間がかかり大変な場合が多いです。

コマクはどう考えどう行動したか

次の記事に移ります。続きが気になる方は次の記事を読んでみて下さい。

このブログの目標は楽しく子育てができる人を増やし、家庭で育つことのできない子供を1人でも減らすことにあります。

あなたの子育ては間違っていません。

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