こんにちは。コマク妻です。
この記事を書いているのは1月中旬なのですが、この年末年始、我が家は子どもから始まり全員体調不良に陥りまして。
まじで文字通り寝正月。という感じで過ごしました。
今回の記事では、その体調不良週間の中で、2歳の次男かえちゃんに解熱剤を飲ませたエピソードがありまして。
薬も病院も毛嫌いしている私、が、そのように行動した理由について綴って見たいと思います。
体調不良に消えた冬休み
さて。年末、保育園のお友達と遊んだり、お餅つきの会に参加したりと、それはまあ楽しく充実した日々を過ごしていたこまく一家。
このまま年を越して、年始は保育園のお友だちのお家をめぐるぞ〜!なんて、私はウキウキしていたのですが、30日の夜、長男まーくん発熱。
でもまあ、38℃くらいかな?
そんなにめちゃくちゃ熱い!!って感じでもなく、いつも通り寝て、次の日もいつも通り起きました。
ただ咳が出ていたので、お手当としてレンコン湯を作って、飲んでもらいました。
31日の日中、まーくんは熱は上がらず。
しかしなんだか次男かえちゃんが暖かい気がする。
でも二人とも元気におうちの中で遊びまして。
そして夜寝る頃になると、二人ともぽくぽくとお熱上昇。
まーくんは昨晩と同じくらい、程々のお熱。
かえちゃんはまーくんより熱くて、ちょっと心配だったので、キャベツの帽子をかぶってもらいます。
かえちゃんはこのキャベツ帽子をとっても気に入っていたし、とても可愛かった。
寝る前の絵本を読んでいるときもかえちゃんはお熱のせいでやや朦朧としている感じ。
お豆腐パスターを額に当て、すこ〜し気持ちよくひんやりして、かえちゃんは寝ることができました。
まーくんはいつも通りに寝ました。
事件は彼らが寝入ってから約2時間後に起きます。
まず、かえちゃんが泣いて起きました。
夫が再入眠を促すため、寝室に入りトントンをしますがなかなか寝られない様子。
そのうちにまーくんも目が覚めたようで、ふえーんと言っているので、私も応戦しました。
私がかえちゃんを担当します。
寝入った時よりかなりお熱が上がっているようで、あっちっち。
見かねた夫がかえちゃんのお熱を測り、しかも首で!42℃と出る。
あまりの高熱っぷりに、「あんまり高熱だと脳に障害が出る場合もある」なんて脅しをかけてきました。
いやいやとりあえずもう2歳なんだから脇でお熱は測ってくださいよと物申して、それでも40℃。
そうだよね〜それくらいの暑さですわ。
お豆腐パスターを額に当て、とりあえずお熱を和らげたい〜と思ったのですが冷たすぎて嫌みたいで、断固拒否。
こっそり後頭部にお豆腐パスターを当ててもすぐバレて怒られます。
水分だけは〜ということで、りんごジュースを飲んでもらい、パタパタ仰いだり、服を脱いでもらったり、少しでも熱を冷まそうとして見ますがやっぱり厳しい。
ひえええええ〜困った。
かえちゃんはお熱があまりに高くて朦朧としており、私の腕についている天然石のブレスレットをつかもうとしているけれど、違う場所をつまんでいたり、抱っこしてもすぐ降ろして〜と横になりたがりました。
眠れそうなときもあるのに眠れず。
起きてから、3時間くらい経ちました。
頼りのすべであるお豆腐パスターは使えない、アロマは塗ったけど、即効性があるようなものではない。
テルミーは高熱すぎてもっと温めることがいいことだと思えない!
とにかく、高熱すぎてかえちゃんは苦しんで眠れない状況になってしまいました。
かえちゃんに解熱剤を飲ませることに
我々夫婦は元看護師です。
私は小児科の病棟で働いていたこともあります。
病棟でも、熱が高いからといってむやみやたらに解熱剤を勧めることはしませんでした。
ただ、本人が熱で辛そう、眠れない、ということがあれば保護者の方と相談して解熱剤を使っていました。
今回のかえちゃんもまさに。
できるだけ、薬を飲ませることはしたくない我々ですが、手持ちの手段は使い尽くしてしまっていました。
かえちゃんは朦朧としていてしんどそう。
けいれんはしていないけれど、このままでは本当にどうにかなってしまうかもしれない。
「私にできることはやった。あとは解熱剤しかない。」
夫に頼み、解熱剤を用意してもらい、かえちゃんに飲ませてもらいました(自分では薬を与えたくない笑)。
15分くらいすると少し汗をかいてきて、30分くらいすると少し熱が冷めてきて、そしてかえちゃんもやっと眠りにつくことができました。
ホッと一安心。
でも、またぐーーーんと、すぐに熱が上がるんじゃないかと心配で、私はなかなか寝付けなかったですね。
結局その日は解熱剤の効果で平熱くらいまで解熱して、時々起きることもありましたがなんとか朝を迎えることができました。1月1日の朝です。
翌朝からは自然のお手当三昧。
朝ご飯はリンゴジュースの葛ねり、お昼はリンゴの葛煮、夜はおかゆ。
31日に第一大根湯を飲んでもらわなかったからあんなに高熱になったのかも!なんてことも考えて、午前と午後に第一大根湯を差し出しました。
かえちゃんは午前中の第一大根湯は結構よく飲みましたね。やっぱり求めていたのかなあ〜。
午後は飲まなかったですけどね。
1月1日の夜は割とスッと寝て、でもまた今度は夜中の3時ごろ、目が覚めたかえちゃんはぽくぽくで。
リンゴジュースを飲んでもらって、お豆腐パスターを用意して後頭部をこっそりさすさす。
今度は嫌がらずにお豆腐パスター攻撃を受けてくれました。
そんなこんなでしばらく格闘の末、再入眠。
翌日も日中は元気でしたが、夜はまたお熱が出ました。
ただ日に日に熱の温度も下がってきている印象で、時々起きたけれど、トントンして朝まで寝れました。
4日の夜になると、とうとう熱が出ず、朝まで眠ることができました。
体調不良への対応の引き出し
今回のことを振り返ると、あの、超高熱だったかえちゃんの様子を思い出して、本当にヒヤヒヤハラハラしました。
もっと迅速に解熱剤を飲ませていたら、かえちゃんももっと楽だったのかもしれないけれど、容易く薬を使うべきではないと考えている私ですから、それはできませんでした。
でも、自分にできる、薬以外の手段を試してみて、通用しなかった。
じゃあ、もう薬に頼るほか仕方がない、ということで薬を使った。
私にとって、この経験はなんだかとってもいいものだったと思うのです。
いろんなお手当も知っていて、実践もしているけど、それでどうにもならない時には西洋医学に助けてもらう。
本当は自然なもので全て解決したいけれど、そうはいかないこともある。
柔軟に、その時の状況で、必要なものを見極めて、選択肢を選んでいけばいいと、実感しました。
夫は、結構心配性なので、きっと私がなんやかんや頑張っている間も「早く薬を飲ませればいいのに」なんて思ったりしていたのかもしれません。
でも、何も言わず、かえちゃんと私の様子を客観的に見ていてくれて、私が納得して薬を使おうと言い出すのを待っていてくれました。
私も、夫に言われたから、薬を使う。ということではなく、自分で、今のかえちゃんには薬の力が必要だと判断できたので、薬を飲ませたということに罪悪感はなく、むしろ適切に薬を使うことができてよかったと思っています。
子どもは日々いろんな調子で具合が悪くなりますが、そのパターンも色々。
同じ不調はなく試行錯誤ですが、いろんなことを試しながら、これからも不調を乗り越えていきたいと思います。
コメント