今年の春から保育園デビュー
本日は長男まーくんの保育園デビューについて書いていきます。
この不登園問題は、現在進行形の問題なのですが、同じ悩みを持っている方などの参考になれば嬉しいと思っています。
今年の春から年少さんとして保育園に通い始めたまーくん。しかし、翌月のGWまでに1人で最後まで保育園で過ごせたのは、初日の1日だけでした。
2日目の昼過ぎに保育園から妻に電話があり「まーくんが泣き止まないので迎えに来てください」とのこと。
迎えに行くと真っ白に燃え尽きたまーくんが1人テラスに腰掛け空をボーゼンと眺めていたそうです。
泣き止まなかった理由を聞くと、「かーか(お母さん)がいなくて寂しい」とのこと。
確かに、今までほとんどまーくんを他人に預けた機会がなく、人生のほとんどの時間を妻と過ごしていたまーくん。
そりゃ寂しくなって当然だと思い、その日は早退をしました。
家に着くといつも通りのまーくん。保育園の園庭開放(保育園体験)にも何度も参加しており、保育園自体はとても楽しみにしていたまーくんだったので、まあそのうち行けるようになるでしょと思っていた私と妻でしたが、ここから予想外の毎日が始まりました。
保育園にはもう行かないよ!
はい。そう言ってるんです。え?あんなに楽しみにしてたのに?
ウキウキでリュックとか水筒とか荷物の準備をしたのに?
登園3日目にして不登園宣言をされ、どうしたものかと思った私と妻でしたが、行かないという選択をしてしまうと、まーくんに『保育園=行かなくてもいい場所』と認識されてしまうことを恐れ、とにかく車に乗せて出発しました。
保育園に着けば遊びたくなって何とかなるだろという気持ちが少しありましたが、もちろんそうはいかず、妻が帰るなら自分も帰ると言います。
園長先生に相談をしたところ、帰ってもいいし、妻が一緒に付き添ってあげても良いと言われました。
少しこの保育園の話をします。私は多くの保育園を知っているわけではないのですが、この保育園は少し変わっていると感じるところがあり、それは、「ずっと泣いているなら、保育園にいる意味がないから帰りなさい」というスタンスであることです。
この保育園では雨が降ろうと、雪が降ろうと、毎日山や川に散歩に行くというのが毎日の日課になっています。それも少し寄る程度ではなく、毎日昼食も含め3~4時間外で過ごします。一般的な、『みんなでこれをしましょう』のような時間はなく、自然の中に入り、自然から全てを学ぶことを目的としています。
なので、ここは単に『子供を預ける場所』ではなく、『自然の中で学ぶことを望む子共が集まった場所』なのです。
よって、泣き続けて散歩に行かないならば、「帰りなさい」となり親が呼ばれるわけです。
またこの保育園についてや、この保育園を選んだ理由について後日投稿したいと思います。
話は戻り、帰るか付き添うかの選択を迫られた妻は、付き添うことを選択しました。やはり、『保育園=行かなくてもいい場所』にはさせたくないと思ったからです。
妻さえいれば、園庭開放でも同じような状況で過ごせたのだから、大丈夫。・・・と思いきや、いざ散歩に出発しようとしたところ「お散歩は行かないよ!」と泣き出すまーくん。帰る以外の選択肢がなくなり、この日も午前中のうちに早退をしました。
そして、同じやりとりがその後数日続きました。
そもそも保育園になぜ行かせたいのかを考える
日中はまーくんが保育園に行き、妻は次男かえくんと自由に過ごし、おやつの時間にヘロヘロになったまーくんが帰ってくる。
そんな理想を思い描いていたこともあり、妻はかなり落ち込んでいました。
そもそもまーくんが少しでもスムーズに登園できるようにと、何度も園庭開放に参加して、先生とも顔見知りになり、年中さん、年長さんの名前もお互いに覚えている程の関係になっていました。
それなのに・・・なぜ。そんな気持ちになってしまうのも分かります。
すっかり落ち込んでしまいもう付き添いたくないと言い出す妻。
園長先生に相談してみたら?と聞いても、電話もしなくないとのこと。
それならと、妻の許可を経て私が園長先生に電話しました。すると、
「まーくんの反応はとても自然なことです。それだけお二人に大切にされてきたということだと思います。特別心配する必要はありません。なので、無理矢理登園させる必要はないので、本人が休みたいと言ったら休ませてもらっていいですし、お母さんやお父さんとなら行くと言うならば、可能な範囲で付き添ってもらうのがいいと思います。この3ヶ月が勝負だと思います」
とのことでした。実はこの先生。結構すごい先生なのです。(説明雑)この話も後日。
そんな先生から「特別心配する必要はありません」と言ってもらえ、私も妻も安心しました。
そうかこれは自然なことなのかー。と思い、少し気持ちが軽くなり、また明日からまーくんの気持ちに寄り添って頑張ろう!と思いました。
・・・と思ったのですが、それからまた数日、同じようなことが続き、私と妻はまた落ち込んでいました。
自然なことなのかもしれないけど、これは普通じゃない。そして毎日まーくんの気持ちに振り回されて、私と妻もヘトヘトです。
そこで私は、禁じ手であるインターネットサーフィンを行いました。
そう、我々はインターネットの情報に対してかなり懐疑的なのです。(とか言いながらブログ書いてますが)
しかしそこまで追い詰められた私がついに「保育園 行かない」と検索したところ、気になる記事のタイトルが目に入りました。
『私が子供を保育園に行かせないという選択をした理由』
・・・あれ?確かに、保育園は義務教育ではない。無理に行かせなければいけない理由はない。なのに、なぜ私たちはなぜまーくんを保育園に行かせたいのか。
その答えがすぐに浮かばず、私はなぜまーくんに保育園に行って欲しいのか、なぜこの保育園に行って欲しいのかについて真剣に考えたとこがなかったことに気が付きました。
長くなってしまったので、続きは次の投稿にしたいと思います。
今日も一日お疲れ様でした!
明日も楽しく頑張りましょう!
それでは、また!
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