保育園に行かない長男に対して、私と妻がとっている対応②

子育て

長男を保育園に行かせたい理由

 前回の続きです。

 前回の記事を読んでいない方はこちらからどうぞ。

保育園に行かない長男に対して、私と妻がとっている対応
今年の春からめでたく保育園に入園した長男ですが、全く保育園に行きたがりません。何とかなると信じて保育園に置いていくと「泣き止まないので迎えに来てください」の連絡が来ました。そして私と妻は、なぜ長男を保育園に行かせたいのか改めて考えることにしました。

 なぜ長男まーくんを保育園に行かせたいのか改めて考えてみたところ、大きく分けて2つの理由があることに気づきました。

⑴ まーくんに楽しく充実した時間を過ごして欲しいから

⑵ 私達の自由に動ける時間ができ、保育園で体力を削ってもらえると楽だから

 もちろん、大切にしたいと思っているのは⑴の理由です。

 それであれば、保育園に行きたくないと言っているまーくんを無理に行かせる必要はないように感じます。

 よく聞く話では「集団生活に慣れていないと、規律を守ることができない子になる」「保育園に行かないと学べないことがあり、他の子と小学生に上がるまでに差がついてしまう」や、そもそも「ちゃんと登園日に登園するのは当たり前」という意見もあると思うのですが、私と妻にはこのような焦り(?)や偏見(?)はありません。

 あくまで義務教育ではない保育園。幸いそこそこ人口の多い場所に住んでいるため、保育園以外にも他者と触れ合う機会なんて探せばいくらでもあるし、規律は日々の中で我々や周りの人の姿を見ていれば、大体は学べるのではないでしょうか。

 つまり、ここまで登園にこだわり続けてきてしまったのは、⑵の理由なわけです。

 今までほとんど他人に預けたとこのなかったまーくん。

 もちろんできる限りの時間を一緒に楽しく過ごしていたいと思っていました。

 でも、この春から「まーくんが今よりもっと楽しく充実した時間が過ごせるぞ」という期待と同時に、「まーくんが保育園に行けば私(と妻)に自由な時間ができる」という期待を持っていました。

 その期待があった分、まーくんを保育園に行かせたい理由をよくも考えずに、「とにかく登園させたい」という気持ちになっていたことに気づきました。

親の自由な時間も必要

 結局自分達の自由のための押し付けか、と思う反面、我々にとってその自由な時間が必要であることは間違いありませんでした。

 自分の意思を強く持ち、発信するようになったまーくん。保育園に行かない日は、「〇〇に行きたい」「〇〇で遊びたい」と希望を次から次へと言います。

 もちろんできる範囲で希望を叶えてあげるのですが、下の子もいるので、妻にも限界があります。

 私が日中に家族との時間に専念できる時間もあるのですが、それも仕事の勤務時間や忙しさによってムラがあり、私がほとんど家族との時間が取れなかった日々が続いてしまった時には、妻が鬱気味になってしまいました。

 私が仕事が休みの日には妻を少しでも休ませようと思うのですが、日々の疲れが溜まっていたり、やらなければいけない手続きなどがあり、妻を休ませるどころか、自分の休む時間もろくに取れない日々が続いていました。

 そう、今まであまりに自由な時間がありませんでした。

 特に妻はよく頑張ってくれたと思います。

 私は仕事の往復時間や、仕事中にも1人の時間をとることが少しずつできていたのですが、妻にはほとんどそれがありませんでした。

 何とか頑張れていた妻でしたが、そろそろ限界、というところで保育園への入園!

 期待しないわけがありません。

 よって、単にまーくんだけのことを考えて、そう簡単に「登園しなくてもいいよ」と言うことはできないのです。

私と妻がとっている対応

 以上より、私と妻の保育園の登園に対するスタンスは「無理矢理は登園させないが、できるだけ早く1人で登園できるように支えていこう」となりました。

 そもそもまーくんは保育園に入園することをとても楽しみにしていましたし、実際に保育園で過ごしている時は楽しそうに過ごしています。

 私と妻がいないという寂しい気持ちよりも、保育園が楽しいという気持ちが勝ること。

 そのためにどのようにアプローチしていけばいいかあれこれ考えました。 

 まず、もう保育園に行かないと言っているまーくんに対し、「保育園の最後の時間までいられたら、家に帰った後にゼリーをあげるよ!」という提案をしました。

 そう、物で釣る作戦です!あまりにもシンプルですが、今は少しでも登園に対するモチベーションを上げてもらう必要があると考え、実行に至りました。

 体調を崩したときにしかあげなかったゼリー、まーくんは見事に釣られました。

 なんとか登園をする気になったまーくんですが、「かーか(お母さん)と一緒じゃなきゃ行かないよ!」・・・だと思いました。

 これは、しばらく妻が登園に付き添うことにしました。

 しかし、そのままでは妻に限界がきてしまうため、

水曜日は私が登園に付き添う

土日などの休みの日に、定期的にベビーシッターさんに子供達を見ててもらう

 ということにしました。

 これを決めたのが、4月の3週目。

 それからGWまでの約2週間実施したところ、初めは2日に一回登園できなかったのが、連続して登園できる日が増え、登園しても午前中で早退してしまっていたのが、午後までいられるようなり、最終日は途中で一度早退したものの、ゼリー欲しさにもう一度保育園に戻り、最後まで過ごすことができました。

 少しずつ、少しずつですが良い方向に向かっている兆しがあります。

 さらに、時々ベビーシッターさんにお願いすることもでき、私達も休む時間を確保することができています。

 さあ、本日でちょうどGWが終わり、明日からまた登園日となります。

 これからもきっと様々な壁にぶつかっていくと思いますが、家族みんなで乗り越え、家族みんなが幸せな日々を目指していきたいと思います!

 長くなりましたが、以上が保育園に行かない長男に対して、私と妻がとっている対応になります。

 繰り返しになりますが、これを読むことで同じ悩みを持っている方などの参考になったり、「保育園に行かないのはうちの子だけじゃないんだ」と安心してもらえたら嬉しいです。

 今後どうなったのか、また定期的に更新していきたいと思います!

今日も1日お疲れ様でした!

明日も楽しく頑張りましょう!

それでは、また!

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