こんにちわ。こまく妻です。
私はO型なのですが、やりかけのことがあると妙に気になってしまって、早く終わらせたいとソワソワしてしまいます。
この福さん式と流産の話も長くなってきたので、早く終わらせて楽になりたいと望んでいるわけです。笑
ところで今日の昼食にスーパーで買った鯵の刺身を丼にして食べていた夫。
喉の奥に結構太い骨が刺さって、苦しそうにしていました。
ピンセットですぐに抜けたものの、場所がもうちょっと奥だったら、大変でしたねえ〜。
不幸中の幸い。よかったねえ〜。
ということで、早速本題に入ろうと思います!
稽留流産、自然排出待ち
大きな病院を紹介され、約1週間後にはまた受診し、手術の相談をしなければいけないことになりました。
さっちゃんのお産は、まーくんかえちゃんのかえちゃんの妊娠出産をお世話になった東京の助産院の助産師さんにお願いしようと思っていたので、彼女とも相談をしていました。
彼女はテルミー療法の療術師という資格を持っている、テルミーの使い手です。(テルミーについても後々記事にしようと思っています!)
クリニックを受診した翌日、少量の出血がありました。
これは、さっちゃんが準備をしているのかな?よかった〜なんて思ってはみたものの、その後出血は続かず、腹痛もなく、さっちゃんが出てくる兆候が一切ありませんでした。
そのため、テルミーでさっちゃんがお外に出る手助けができないかと聞いてみたところ、下の燻蒸がいいかもと教えてもらいました。
これはまあ簡単に説明しますと、よもぎ蒸しのようなもので、お下から体を温めます。
これがまた結構温まるので、いっぱい汗をかくのです。
いいねえ効いてるねえなーんて思っていたのは私だけで、その後も特にさっちゃんのお産の兆候なく経過しました。
紹介先の病院への受診を翌日に控えた日曜日。
なんだか、出血が増えてきました。
でも、お腹の痛みは一切ありません。
もしかしたらさっちゃんは今日出てくるのかな〜と思いつつ、日常を過ごしていました。
おやつの頃になると、お尻の方に違和感を感じるようになります。
痛みは本当に一つもないのだけれど、なんだかお尻の内側から押されているような感覚。
子ども達二人は、ふたりで楽しく遊んでいます。
今がチャンスかも。トイレに行って、お産の時のようにいきんでみます。
うーん、でもさっちゃんが出てくるような感じはない。
部屋に戻って横になってみますが、やっぱりお尻が気持ち悪い。
もう一度トイレに行きいきんでみる。
何度か繰り返すと、とうとう何かが出てきそうになるのを感じました。
さっちゃんが出てきたかな?急いでトイレットペーパーを巻いて、何者かをキャッチ。
「・・・・?」
キャッチしたものを目の当たりにして、困惑しました。
どうも、さっちゃんっぽくないのです。
なんだかライチみたいな感じで、つぶつぶ模様があって、これは、、、内臓?
あまり気持ちのいい見た目ではありませんでしたが、もしかしたらさっちゃんかもと思い「ありがとう」とお礼を言って、トイレに流しました。
そうか〜出てきてくれたんだな〜私が手術したくないの分かってくれて、受診前日に出てきてくれたんだ〜と感動していたところ、もう一度何かが出てくるような感覚があり、トイレに向かいました。
その時出てきてくれたものは、トイレに着くのに間に合わず、ナプキンに着地していました。
なんだろうとみてみると、今度ははっきりとこれがさっちゃんだと、すぐにわかりました。
しずくの形になった赤ちゃんの袋と、その周りのちょっとした組織だったのです。
その姿を見て、いのちの始まりを、目の当たりにして、なんて神秘的なんだろうと、感激しました。
しばらく手の上で眺めさせてもらって、本当はお外に埋めてあげたりできたらよかったけど、夫は仕事で不在、子ども二人にはまださっちゃんのことは話しておらず、急なことに理解してもらえるかもわからない、かといって病院に連れて行ってさっちゃんの袋を破かれたり色々されるのも嫌。
申し訳ないけれど、ありがとうとごめんね、また来てねを伝えて、トイレに流させてもらいました。
袋を開いたらもしかしたらさっちゃんの姿が見れるのかなとも思いましたが、さっちゃんがまだ作りかけの身体をこちらの都合で勝手に覗くことは失礼だし、人の道に反すると思ってやめました。
神の領域の神聖ないのちのはじまりを、ちらりと見せてもらって、私は本当に、貴重な経験をさせてもらったと、さっちゃんに感謝しました。
本当に素敵なものだと感じたので、夫にも見てもらいたい気持ちもあり、夫が帰ってくるまで取っておこうかそれとも写真に残すか?とも考えました。
でも、これから書きますがその頃我々家族はちょっとうまく行っていなかったので、夫がさっちゃんを見る資格などない!写真を撮るなんてこともさっちゃんと神様に対して失礼だ!と考えやめました。
流産の意味
さっちゃんがお空に帰っていったこと、もちろん悲しい出来事ではありました。
でも、私にはそれ以上にさっちゃんがわたしたちに伝えたいメッセージがよく分かって、さっちゃんが身をもってそのメッセージを伝えにきてくれたことが、嬉しかった。
そしてそのメッセージを私たちがちゃんと受け止めて、いろんなことをやり直していけば、またさっちゃんは来てくれると、確信していました。
当時、夫は子どもの施設で働いていましたが、不規則な交代勤務に加えて、マニュアルがなく子どもの問題行動への対応も全て個人の力量に任されていました。
残業も多く、とても疲れており、子ども達が寝ているうちに仕事に行って帰ってきた後は寝てしまうとか、仕事に行く前も寝てしまって何もできないとか、普段なら怒らないような小さなことでキレて怒鳴り散らしたりとか、とにかく様子が変でした。
私も妊娠していたわけですが、特段何も気遣ってもらえず、寂しいなと感じていました。
前々からも夫の仕事場の状況は同じで、私は早くやめた方がいい、休んだほうがいいとは言っていましたが、当時向かっていた夫婦の目標のためには続けるしかないと、夫は頑張っていたのです。
夫は、私たちの将来の夢のために休むことができなかった。
そんな時に、さっちゃんがお空に帰ったことがわかりました。
初めは本当に衝撃で驚いて、残念だと感じましたが、考えを深めていくと悲しみよりも、そうだよね。と、さっちゃんがお空に帰っていったことに納得しました。
「今のままでは、今のあなた達には新しいいのちを守りはぐぐんでいくことはできない」
「あなた達が今目標に、夢にしていることから、自由になったほうがいい」
さっちゃんはきっとそう私たちに伝えたかったんだと思います。
その後夫は仕事を休むため精神科を受診し、適応障害の診断をもらって、仕事を休んでいます。
急にキレたりする夫の夫らしからぬ言動も、仕事から離れて1ヶ月もするとなくなりました。
さっちゃんの出来事なく、これ以上夫が仕事を続けていたら、きっと本当に夫は夫でなくなってしまったのだろうなとゾッとします。
自然排出後の生理
さっちゃんが出てきて、しばらく通院生活が続きましたが、最終的に血液検査で胞状奇胎の可能性はないとの判断で通院終了。(さっちゃんを病院に持って行かなかったため、胞状奇胎の可能性が否定できませんでした。私は見てるから全然その可能性はないと思ったけど☆)
初回の生理はさっちゃんが出てきた日から数えて31日目にきました。
生理までも子宮口の様子を観察していましたが、子宮口の様子の変化が非常にわかりづらく、排卵したなっていうのも全然わかりませんでした。
その生理の様子もおかしいことおかしいこと。
めちゃくちゃ、お腹が痛くて、痛くて痛くてたまらないのです。
日中はなんとか子どもとの日常でやり過ごして、夜になったらテルミーで下腹部を温めまくりました。
まるで、子宮を絞りに絞って、中のものを全部出しているっていう感じ。
テルミーをかけるごとに、ドロッという感じで血の塊が出ました。
それを何度か繰り返して、血の塊が出なくなると、痛みはなくなりました。
2日目もいつもより痛みが強かったですが、痛みを感じるごとにテルミーで下腹部を温めました。
そうするとだんだん痛みはなくなって、3日目からは痛みなく経過しました。テルミー様様だわ。
2周期め。この時も子宮口は何も語らず、というか、はっきりしないというか、とにかく排卵したのかしてないのかが全然、本当に全然わからなかったです。
しかも、生理が来るまでに50日ほどかかりました。
もう私の子宮さんと卵巣さんは力を失ってしまったのか。
それとも、私がわからなくなってしまったのか。
悲しくなっていましたが、次の周期では子宮口はなんだかいつも元気な感じで、排卵前後の変化もすごくよくわかりました。
さっちゃんは自分で、自然に出てきてくれたといえ、やはり体には相当な負担がかかるんだな〜と実感し、手術にならなくて本当によかった!さっちゃんありがとう!!!と改めて思いました。
赤ちゃんのたましい
さっちゃんの心臓が動いていないと分かったとき、私は、じゃあさっちゃんのたましいはもう私の中にはいないんだって思いました。
だから、あまり声をかけたりもしなかった。
でも、さっちゃんは私の手術をしたくない意志を分かってくれていて、紹介先の病院を受診する前日に自分で出てきてくれた。
さっちゃんのたましいは、私の中にはなかった、と決めつけられない。
もっと、さっちゃんのこと、お腹にいてくれている間に可愛がってあげればよかったと、少し後悔しています。
でもきっとそれも、さっちゃんの伝えたかったことで。
目に見えないものはわからないけど、でもきっとどこかで繋がっているのでしょう。
さっちゃんが産まれた日は3月13日でした。
そして、さっちゃんの次の子、もうすぐ妊娠23週を迎えるさくちゃんの出産予定日は3月15日。
さっちゃんと、さくちゃんが同じ子かどうかは誰にもわかりません。
でも、もしかしたらもしかしてがあって、おんなじお誕生日だったら、あの時のさっちゃんがまた来てくれのかなって、思っちゃいますよね。
不思議なことがいっぱい!不思議は楽しい!
いろんなことを伝えてくれたさっちゃん、ありがとう♡
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