我が家にテレビがない理由

子育て

こんにちわ。こまく妻です。2年くらい前に書いてそのまま下書きに保存して温めておいた記事を更新してみます。

先日、引っ越してきてから1年ほどご無沙汰していた歯医者さんに行きました。

妊婦歯科検診で。

そこで、糸ようじが銀歯に挟まって抜けなくて困る時があるんですよね〜なんて話していて、あーじゃあ糸ようじじゃなくてフロスがいいですね〜なんて言われて。

前にも言われたけど、フロスにはまだ手を出せてないんだよね〜今度行った時買ってみるか。なんて思いながら今日糸ようじをやっていたところ、、、

なんと、、、

いつも糸ようじが抜けなくなる銀歯のところで、スポッと糸ようじが抜けたと思いきや、銀歯も一緒に取れました。笑

いい機会なので、虫歯を心底恐れているまーくんにも、穴のあいた歯を見せてあげました。

次回歯のお掃除と一緒に入れてくれるかな〜?明日電話して聞いてみよ〜。

と、いうことで今日の本題に入りましょう。

タイトルでお分かりの通りとは思いますが、我が家にはテレビがありません。

でも、元々はテレビがあったし、まーくんにもめちゃくちゃ見せていました。

なぜテレビをなくしたのか。その経緯について書いていきますね。

まーくんとテレビ

まーくんにテレビを見せるようになったのは生後8ヶ月ごろ。

大人がご飯を食べるとき、まーくんは割といつも怒っていて待ってくれないタイプの子でした。

そのため、録画したいないいないばあをつけてしのごうとしていましたね。

でもぶっちゃけまーくんはその頃は全然見てませんでした。

1歳になったくらいからでしょうか。

我々も、どんなテレビがまーくんにウケるのかということがわかってきました。

車や電車などが出てくる番組、ディズニー映画、ポケモン映画、、

わざわざレンタルショップでDVDをレンタルまでして、ちょっとぐずったらはいテレビー!という感じで見せていましたね。

まーくんもいつしかテレビを夢中でみるようになったので、私はそれをいいことにまーくんがテレビを見ている間に洗い物や食事の準備などの家事をするようになりました。

気がつけば、あっという間に映画が1本終わり、終わっちゃったからもう一回見るか。なんて日常茶飯事。

今振り返るとゾッとする生活をしていましたね。

それでも1日1回は外に出て、お散歩したり、公園に行ったりする時間を設けるようにもしていました。

荒れ狂うまーくん

そんな生活を続けていた頃。

それはまーくんがちょうど1歳半を過ぎた頃。

まーくんの様子がおかしくなってきたのです。

その時は夜、寝ようとするとき、または寝て少し経った後に突然に訪れます。

ある時は、さあ電気を消して、寝よう!となるとまーくんは急に怒り出して、狂ったように泣き始め、またある時は、無事寝れたとホッとしたのも束の間。

入眠後2時間くらいで目を覚まし、これまた狂ったように泣き始めるのです。

まーくんは当時「あ!」しか喋らない子で、自分の意思は指を指すことで我々に伝えてくれていました。

でも、この狂った泣きが始まるともう何も手につかない。

抱っこしようにも活きのいい鮮魚のようにぴちぴちして嫌がる。

お腹が空いた?おしっこ?痛い?何か心当たりのあることを尋ねても一切答えてくれない。

さすっても撫でても、何をしても無駄。

最終手段で蒸したお芋をちらつかせてみても(普段は大好きなのでめちゃくちゃ喜んで食べます)、効果なし。

マジで、なんかやばいものでも取り憑いているんじゃないかと思って数珠を持ってまーくんの手をさすってみたり、般若心経をYOUTUBEでかけたりしてみたこともあります。笑

もうどうにもならないからまたテレビをつけてみたり。。。

でも、見たいのはこれじゃない、これでもない、違う、とさらに泣きを助長させることも。。

結局解決策はいつも同じじゃなくて、1時間くらいひとしきり泣いた後、お芋を差し出したら食べてくれたり、たまたま好きなテレビを当てられて真っ暗な中テレビを見ながら寝落ちしたり。

それはもう壮絶な夜を毎日毎日過ごしておりまして。

私は次男かえちゃんを妊娠中で、マジでこれは、鬱になりましたね。

ある時は、疲れが足りないのからこうなるのかもしれないと、夕方カラオケに連れて行ってみたり。(もはや帰り道からギャン泣き笑)

いや〜、このまーくんを狂わせた原因はわからないのですが、今思うと、やっぱりお外で自然に触れたり、いっぱい体を動かしたりっていうのが足りなかったんじゃなかったかな〜とか、思いますねえ〜。

ということで、困り果てた私たちは、まーくんの妊娠出産をお世話になった助産師さんに相談してみることにしました。

助産師さんも、やっぱり「遊びが足りない?公園に行ったりしてる?」と言っていました。

でも一応毎日公園に行ってはいたので、行っています、と答えます。

すると今度は「テレビは見せてる?テレビの刺激は大きいから、見る時間を少なくするとかしたほうがいいかもね」と。

私:それだあああああああ〜!!!!

ものすごく心当たりがあったので、すぐ夫にも話し、その日のうちにテレビを片付けてもらって、その日からテレビを見ない生活が始まりました。

ぶっちゃけ、テレビを見なくなったから、まーくんのこの狂い様が解決したと、自信を持って言えることはないです。

テレビがなくなってからもしばらく狂ったまーくんとは付き合いました。

でも、わたしたちも何となく狂ったまーくんへの対応(お芋を与える笑)ができるようになってきて、まーくんも落ち着くようになりました。

テレビをなくして、良かった!

ということで、まーくんが狂ったように泣いた時期があったことで、我が家からテレビが消えたのです。

最近時々食べに行く無化調ラーメンのお店にはテレビがあり、食事をしながら見える場所なので、まーくんも見ることがあるのですが、本当に、魂を抜かれた顔をして見ていて、これが日常生活にあったらと思うとゾッとします。

まーくんの通う保育園の園長先生も、テレビは見ない方がいいと保護者に勧めていて、それはテレビの写すものは誰かの意図があって作られたもので、本物ではないからという理由だそうです。

私は、もしテレビがあったら、時間を決めて〜、もう終わりだよ〜、っていうのがとても難しかったと思います。

多分、まーくんはまだ見たいとめちゃくちゃ怒って、テレビがあればきっとテレビ漬けの日々だったんじゃないかな。

本当、鬱になるくらいの狂いっぷりと向き合う日々で、大変でしたが、テレビをなくすというきっかけをもらったと思えばまあ!!!

ありがたい出来事だったと、まーくんには感謝しています。。

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